本日網干総合車両所明石支所にて和田岬線で活躍中の103系見学ツアーがJR西日本及び日本旅行の主催で行われました。鉄道ファンからは喜びの声が聞かれましたが、その一方で老朽化が進行していることもあり今春ダイヤ改正での引退の可能性も囁かれています。
103系見学ツアー開催
1/15に網干総合車両所明石支所にてJR西日本・日本旅行が主催する「網干総合車両所 明石支所 103系見学ツアー」が開催されました。和田岬線で運用されている103系R1編成とクモヤ145が展示され、研修庫内での撮影や運転台の見学等が行われた模様です。
207系での代走実施
なお、今回の展示会実施に伴い和田岬線の運用は207系で代走が行われています。充当編成はS10+S30編成でした。
今春のダイヤ改正で引退か?
和田岬線が電化されて以降ずっと活躍を続けてきた103系ですが、ここへ来て今春のダイヤ改正で引退する可能性が出てきました。
近年のコロナ禍の影響で通勤通学などの需要が減少したのか東海道線などではここ数年ダイヤ改正の度に減便が続いており、207系が余剰になりつつあります。これが要因なのか?不調が続いていた試作車が修理されることなく廃車となったほか、T3編成とT18編成が組み替えられ新たに6両編成のX1編成と2両編成のY1編成となっています。
また、今春のダイヤ改正でおおさか東線の直通快速から207系・321系が撤退することから更なる運用の減少が見込まれ、207系の地方転属の動きが出てくる可能性もあります。
こういった事情もあり、JR西日本からの正式な発表は無いものの和田岬線の103系が引退する可能性はかなり高いでしょう。撮影や乗車は早めにしておくことを強くお勧めします。