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 いや~今週はお笑いのような死に方が相次ぎましたね。大相撲境川部屋の三段目力士・響龍(本名:天野光稀)さんが二所ノ関部屋所属の東63枚目力士・今福順也さんとの取り組み中に頭部から落下し、先月28日に死去するという出来事がありました。取り組みの負傷が原因で亡くなるのは異例とのことです。また、前日には防球ネットが倒れて小学生1名が死亡するというこちらもコントのような死に方をした方がいましたのでそちらも合わせて取り上げます。

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まさかの結末を迎える 

https://twitter.com/GerunikaGame/status/1375344398486020100

 日本相撲協会は29日、大相撲春場所の取組で負傷した三段目力士の響龍さん=境川、本名・天野光稀(みつき)=が、28日に急性呼吸不全のため東京都内の病院で亡くなったと発表した。28歳の若さだった。葬儀は部屋関係者で執り行う。

 響龍さんは春場所13日目の取組ですくい投げを打たれて頭部から落ち、土俵に倒れたまま動けない状態が数分間続いた。その後、医師らが駆け付け、担架で運び出された。救急搬送されたときは意識はあったが、首から下が動かない状況だった。

(後略)

引用:【大相撲】三段目力士の28歳・響龍さんが死去 春場所の取組で頭部強打 八角理事長「ただただ驚き、ぼうぜん」

 いや~いつかこういうことが起きるだろうとは思っていましたが、本当に起こってしまいましたね。まずは響龍さんにお悔やみ申し上げますw

https://twitter.com/chii08629/status/1387686387181244421

 響龍さんのプロフィールは以下の通りです。

  • 本名:天野光稀
  • 生年月日:1993年3月17日(享年28歳)
  • 出身地:山口県下関
  • 身長:178㎝
  • 体重:138.7㎏
  • 出身高校:山口県立響高校
  • 所属部屋:堺川
  • 初土俵:2011年5月
  • 改名歴:天野光稀→豊関山光稀→響龍光稀
  • 最高位:3段目24枚目
  • 生涯戦歴:195勝206敗5休

 最期の対戦となったのは二所ノ関部屋所属の東63枚目力士・今福順也さんとの取り組みでした。今福順也さんのプロフィールは以下の通りです。

  • 本名:今福順也
  • 生年月日:1990年10月23日
  • 出身地:京都府南丹波
  • 身長:175㎝
  • 体重:113.9㎏
  • 所属部屋:松ヶ根→二所ノ関
  • 初土俵:2010年5月
  • 最高位:3段目68枚目
  • 生涯戦歴:211勝193敗37休
https://twitter.com/Chabo195910/status/1387751157510987779

 なお、行司は何事もなかったかのように今福関に勝ち名乗りをしており、大きな非難を浴びていました。

防球ネットの支柱が折れて…

 27日午後3時頃、宮城県白石市の市立白石第一小学校の校庭で、防球ネットの木製支柱(高さ6メートル、直径17センチ)が倒れ、近くにいた6年生の男児2人に当たった。1人が頭を強く打って搬送先の病院で死亡が確認され、もう1人も顎の骨を折る重傷を負った。

 市教育委員会や県警によると、亡くなったのは、同市長町の松野翔慎(しょうま)君(11)。当時は放課後で、松野君らは数人とネットを揺らして遊んでいたとみられる。7・5メートル間隔で地面に埋められた2本の支柱のうち、1本が根元から折れて倒れた。

 ネットの設置時期は確認できないが、少なくとも14年が経過しているという。校庭の遊具は専門業者が毎年点検しているが、支柱は対象外で、学校が毎月点検するにとどまっていた。今月は12日に教職員が目視や手で触るなどして確認していた。28日に記者会見した市教委の半沢芳典教育長は「直近の点検で異常の認識はなかった」とした上で謝罪した。

引用:校庭で小6男児2人死傷、防球ネットの支柱倒れる

 まあ、こちらは擁護のしようがないですね。防球ネットの支柱って揺らして遊ぶものですか?何人もで揺らしたら、そりゃ折れるんじゃないですか?小学6年生にもなってそんなことも分からなかったというのは、はっきり言って自業自得だと思いますね。

ネット上の反応は? 

昭和の頃には「割と有りがちだった」事故のパターンではあるンだよね。「遊具が倒れて来て御子達が圧死」とか。サッカーのゴールが壊れて下敷きにされたりとかね。それで「危険な遊具や機材」が「公園」や「学校」などから「淘汰」されていったのが「平成の時代」だね。今一度「各員で地元の点検をしておくと良い頃合」かも知れないね。

引用:児童2人死傷 防球ネット事故、設置されたのは30年以上前?

 死傷してしまった子ども達、そしてその親御さんのことを想うと本当に胸が痛む。今回は学校側も率直に非を認め謝罪し、検証や改善に向けて進めていこうとしている。

 今回の事故においては誰も責めてはいけない。ただ事実として、遊具でもないフェンスに登ったり、寄りかかったりしている児童がいた。どんな物でも使い方を誤れば、予期せぬ事故は起きます。もちろん子どもへの配慮は必要ですが。

「子どもが使うものだから…」「子どものすることだから…」最近、こんな言葉で子どもを一方的に擁護する風潮がありますが、正直疑問を抱いています。子どもは守られるべきですが、子どもでも守らなければいけないことはあります。躾を放棄され、免罪符を盾に悪さをする子どもも残念ながらいます。子どもも人間なのです。

引用:校庭で小6男児2人死傷、防球ネットの支柱倒れる

 そもそも、最近、遊具等など古くなり鉄のものの軸がサビて安全点検が当たり前になり、事故が起きそうな遊具は撤去されてます。当然、付属の製品も古ければ撤去するはずですが、教育委員会、学校は何となくわかっていたと思いますが、黙認をしていたんでしょう。

 教育委員会は、安全管理を少し軽視してましたね。そのために、若い命が失われました。PTAの方も、学校内の建物など見る仕事も必要かと思います。この子の命が無駄にならないように、大人はちゃんと動いてください。お願いします。

引用:児童2人死傷 防球ネット事故、設置されたのは30年以上前?

 学校と保護者が連携して、〝身の回りにある物は全ておもちゃじゃねぇ〟ってのを、叩き込まなきゃいかんね。それぞれ正しい使い方をしないと、どんな物でも凶器になる、てめえの命なんざ簡単に奪う物に変わりえるって事を。

 生徒が亡くなってるからこんな言い方したら反感買うけど、普通に考えたら今回の件って、生徒が学校の備品を破壊したって事だよね。学校で起きた事だから、学校側が謝罪するのは確かに必要な事だけど、色々考えなきゃならん事が沢山ある事案だね。

引用:ネット支柱倒れ児童2人死傷 説明会で学校側が謝罪

 異例の死去ではない。あの大柄な体がぶつかり合えばいくら鍛えている力士といえども常に危険と隣り合わせ。ましてや頭に関しては鍛えようがない。だからこそ、序の口から幕内の全取り組みで常時、土俵付近に医師が常駐する事は必須。ボクシングやプロレス等の格闘技では常識であった事が大相撲ではなされて来なかった事にとにかく呆れてしまう。真剣勝負をうたって相撲をしているのならとにかく医師が瞬時に動ける様に待機するべき。ひょっとしてシナリオがあって危険がないとでもいうのだろうか。そうだとしても腹ただしい。とにかく公益財団法人であり、日本の国技と名乗る大相撲はこんな対応しか出来ず呆れてしまう。1日も早い公益財団法人の取消しを願いたい。

引用:土俵の安全、求められる初動対応 力士が取組で異例の死去 

 当時、動画を見ましたが、あの対応は本当にひどかった。倒れたままで行事は勝ち名乗りをさせ、首を固定しないまま仰向けにしました。医者も5分以上かかって土俵にあがりましたが、足と手をちょっと触っただけで「運べ」みたいな指示を出しただけ。医師はそこで首を固定するなりしなければならなかったはずです。担架も簡素なものでスパインボードではなかった。この時点で相撲協会は訴えられて当然です。あれだけの体重の人間が脱力してうつ伏せになれば肺が圧迫され下手をしたら窒息死していました。

コンタクトスポーツなのになぜ医師や救命用具がないのでしょうか?市長の件から何も学ばなかったのでしょうか?救命救急の人員も用具も無く、また行事なども知識なくひっくり返したことは絶対にあってはならなかったことです。なぜ、救急体制を整備しないのでしょうか。法人化してもなお古い体質のままなのでしょうか?

引用:「単なる事故で終わらせてはいけない!」響龍さん急死で動揺広がる角界に “警鐘”

相撲は最も危険な国技、最も危険な神事と化してしまった。新弟子集まらないな。
葬儀などは部屋で済ませる。ここは幕下以下でも協会葬でしょう。
死者に何も一つ報いようとせず、対策を立てるような動きが感じられない。
組織から部屋の稽古から根本的なものを至急変えていかなければならないのに
どこまで愚策を繰り返す、また死者出すのか、財団法人からはずされるか?
今の相撲なら国技館までわざわざ足を運んでまで見に行く意味がない。国技館まで足を運んで見に来てる客は北海道や沖縄などからも来た人、海外からも足を運んで見に来てる人だっているのに、他にも色々な想いを秘めて来た人達に報いる相撲が取れてない。勝南桜?土俵に立つ資格なし。
土俵の鬼若乃花が金が欲しけりゃ土俵から掘れなんて言ってたが、土俵には夢がない。土俵に上がれば不正、付き人はアゴでこき使い、コロナ対策も今回のような死者を出さない対策もまったくやってない

引用:「単なる事故で終わらせてはいけない!」響龍さん急死で動揺広がる角界に “警鐘”

彼らの死は意味のあるものだった

 まあ、彼らの死は意味のあるものだったんじゃないでしょうか?例の力士の死亡事故により今後は大相撲での医療体制の整備などは進むでしょうし、防球ネットが倒れた小学生の死亡事故によって遊具でないネットやフェンスなどによじ登る危険性が周知され設備の安全管理も徹底されることになるでしょう。そういう意味では、彼らの死によって未来の死亡事故が防げるようになった、という言い方もできるわけです。何の意味もなく死んでいく一般の方々と違って彼らはきちんと教訓を残して死んでくれたわけで素晴らしいと思いませんか?

 ということで、黙とうをささげたいと思います。黙祷(Ω\ζ°)チーン)

最後に 

 こういう記事を書くとキーキー喚く方が居ますので言っておきますが、死者に対する名誉棄損罪はその事実が虚偽のものの場合のみ成立します。今回の場合はれっきとした事実ですから成立しませんね(笑)

  • 刑法第230条(名誉棄損罪)
    • 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
    • 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

 侮辱罪に関してですが、これはそもそも死者に対しては一切成立しませんw

  まあ、この程度のことで一々切れるような人はインターネット使うこと自体止めた方が幸せだと思いますよw