JR四国は様々なフリーきっぷを発売していますので、JR四国全線がフリーになるきっぷをまとめてみました。
グリーン車が乗り放題!
バースデイきっぷ
バースデイきっぷでは、「伊予灘ものがたり」や「四国まんなか千年ものがたり」といった観光列車も含めて、特急列車のグリーン車が乗り放題になるきっぷです。 JR四国全線に加え、 土佐くろしお鉄道全線と阿佐海岸鉄道全線、JR四国バスの路線バス区間(大栃線(土佐山田~アンパンマンミュージアム前~大栃間)と久万高原線(松山~砥部~久万高原間)) 全区間に乗車できます。
それでいて、 利用開始日が誕生月であること、利用する3日間は誕生月を証明する公的証明書を携帯することが条件ですが、3日間で13240円と大変お得です。さらに、同行者3名まで同じ価格で販売されますので、グループ旅行にも使えます。(記名式)
なお、購入はJR四国・ 土佐くろしお鉄のみどりの窓口か、四国内の主な旅行会社、またはJR四国ツアー で行えます。購入には 誕生日が確認できる公的証明書が必要です。
バースデイきっぷで指定席に乗車する場合、必ず事前に指定券を発行してもらうことが必要です。あまり早い時間や遅い時間だと窓口等が開いていない可能性があるので気を付けましょう。
実際にこれを使って四国1周をした記録があります。詳しくは「バースデイきっぷ旅行記:2018春①」 、「バースデイきっぷ旅行記:2018春②」、「バースデイきっぷ旅行記:2018春③」をご覧ください。
四国グリーン紀行
上の「バースデイきっぷ」とは阿佐海岸鉄道に乗れないこと、誕生月でなくても購入可能な以外は同じ効力です。4日間有効で、20950円です。 なお、購入はJR四国・ 土佐くろしお鉄のみどりの窓口か指定席券売機、四国内の主な旅行会社、またはJR四国ツアー で行えます。
指定席に乗車する場合、必ず事前に指定券を発行してもらうことが必要です。あまり早い時間や遅い時間だと窓口等が開いていない可能性があるので気を付けましょう。
観光列車の食事は別料金
なお、 観光列車では事前予約制の食事を提供する列車もあるが、これを食するには別途「食事予約券」が必要です。(「バースデイきっぷ」や「四国グリーン紀行」とは別料金であることに注意。)
JR四国の駅のみどりの窓口・ワープ支店・駅ワーププラザ、JR東日本の駅のみどりの窓口・びゅうプラザ、JR西日本の主な駅のみどりの窓口、JR九州の駅のみどりの窓口・駅旅行センター・JR九州旅行支店及び全国の主な旅行会社において、乗車日の1ヶ月前から4日前まで「食事予約券」を発売しています。
特急列車の自由席に乗り放題
四国フリーきっぷ
この切符は連続3日間特急列車の普通車自由席に乗り放題となるきっぷです。フリー区間はJR四国全線と 土佐くろしお鉄道の窪川~若井間 、 JR四国バスの路線バス区間(大栃線(土佐山田~アンパンマンミュージアム前~大栃間)と久万高原線(松山~砥部~久万高原間)) 全区間が乗り放題となっています。
値段は大人16440円(子供は半額)、 購入はJR四国か北海道のみどりの窓口か指定席券売機、四国内の主な旅行会社、またはJR四国ツアー で行えます。
四国満喫きっぷスペシャル
利用促進の一環で3日間特急の自由席に乗り放題となる「四国満喫きっぷスペシャル」が発売されます。詳しくは上の記事をご覧ください。
四国たびきっぷ
これはJR東海が発売しているきっぷですが、 名古屋市内からの往復を含めて5日間有効でJR四国、JR西日本の岡山~宇野・児島間、土佐くろしお鉄道、阿佐海岸鉄道の特急列車の普通車自由席に乗り放題となっています。
ただし、こちらは4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~1月6日は使用不可となっているので注意が必要です。有効期間の 1ヶ月前から有効開始前日まで販売しており、 大人29330円(子供は半額)となっています。販売場所は 出発駅および周辺のJR東海の主な駅の「みどりの窓口」、もしくは主な旅行会社の支店・営業所です。
普通列車に乗り放題
四国再発見早トクきっぷ
この切符は JR四国全線と土佐くろしお鉄道の窪川~若井間 、 JR四国バスの路線バス区間(大栃線(土佐山田~アンパンマンミュージアム前~大栃間)と久万高原線(松山~砥部~久万高原間))が乗り放題となっています。 普通列車の指定席に乗車の場合は指定席券が必要です。
値段は大人2060円(子供は半額)。有効期間は土休日の1日間で、利用日の1ヶ月前~前日までに購入する必要があります。 JR四国の駅の「みどりの窓口」または「JR四国ツアー」で販売しています。
青春18きっぷ
もはや説明不要だとは思いますが、青春18きっぷであれば四国のみならず全国のJRの普通列車自由席に乗り放題です。詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
JR四国の発売しているフリーきっぷ各種を見て改めてJR四国の太っ腹ぶりと苦境が伝わってきました。JR四国はいろいろと面白い列車を走らせていますし、観光スポットも数多くありますので是非四国を訪れてみてください。